授精適期推定尺について

2013-08-19 15:57:46更新   
授精適期推定尺とは?
 人工授精による授精適期を決めるということは、人が「牛のもっとも旺盛な授精能を持つ卵子と精子を受精の場で出会わすための時間を選択すること」であると考えられます。
 そこでこの両者が受精の場で、もっとも受精能の旺盛な時期に出会えるタイミングを、手に取って目で確かめて指で動かせるように計算尺様に作ったのが「授精適期推定尺」です。




授精適期推定尺の構成としくみ
(構成)
 授精適期推定尺は①時間を記載した時間尺と②発情、排卵、卵子の受精能獲得、保持および老化の経時的変化を不透明な赤色に図形化して貼り付けた雌尺(中心尺)、③授精、精子の受精能獲得、保持および老化の経時的変化を透明な緑色に図形化して貼り付けた雄尺(カーソル)の3つの部分からなっている。
(推定尺のしくみ)

①推定尺を使うにあたって必要なことは、発情の発見である。

 発見した発情はどの時期だったか、発見した時刻はいつだったか。推定尺の利用はここから始まる。

 仮に最盛期に発見したとすれば、雌尺の発情持続の図形の最盛期の時点と発情を発見した時刻を時間尺上辺に合わせる。

②次に、雄尺をはめて時間尺上をスライドさせ、卵子の受精能と精子の受精能保持の図形が最も多く重なり合うところで止める。そのとき雄尺上の受精の矢印が示す時間尺上辺りの時刻が推定する授精適期となる。