職員紹介

先輩情報①(営業)

農家をサポートできる人になりたい

  • 吉澤 亜美 さん
  • 2022年入団
  • 北里大学
  • 獣医学部 動物資源科学科
  • 盛岡種雄牛センター 業務課

現在の仕事内容は?

現在は凍結精液の販売準備や市場調査などをしています。凍結精液は繊細で扱いが難しく、最初は大変でしたが、先輩方に教えていただきながら少しずつ出来るようになってきました。市場調査では実際に牛を見ることができ、牛について学べる機会になっています。
研修会に参加することもあり、畜産分野に関する基礎的な部分から業務に関することはもちろんのこと、普段は直接関われないような分野についても学ぶことが出来ます。また色々な方とお会いして話を聞くことができる貴重な機会になっています。

業務の中でのやりがいは?

市場で事業団の種雄牛の子牛が高く売れているのを見ると良かったなと思います。

当団への就職を決めた理由は?

大学時代は生殖学研究室に所属していたので、受精卵の作出業務に携わることの出来る就職先を探していたところ、事業団を知りました。受精卵関連業務があることにも惹かれましたが、研究業務や牛群検定など様々な業務に携われるチャンスがあることが魅力的でした。
また、転勤があるので色々な場所や人と出会うことで自分の視野を広げることができると思いました。

職場の雰囲気は?

業務課は出張が多く、全員が揃う日は少ないですが、性別や年齢関係なく皆さんと話すことが出来る職場です。分からないことがあればその都度聞くことができ、働きやすい職場だと思います。

また私の職場では、上司が月に1度は年次休暇を取るようにと言ってくださることもあり、休暇を取得しやすいのも魅力の一つだと思います。

どんな後輩に入団して欲しいですか?

どんな方でも大歓迎です。事業団の事業所は全国各地に、また業務内容は多岐に渡るので、何事にも興味を持って取り組んでくださる方だと嬉しいです。

先輩情報②(営業)

農家さんが豊かになるために私ができること

  • 奥野 琴実 さん
  • 2022年入団
  • 日本獣医生命科学大学
  • 応用生命科学部 動物科学科
  • 岡山種雄牛センター 業務課

現在の仕事内容は?

私が所属している業務課は、各県の関係団体を経由して、お客様である酪農家さんや和牛農家さん、獣医師さん等の技術師さんに凍結精液、体内や体外受精卵の販売を行っています。業務課一人一人に担当の県が決まっており、その中で配送業務を行います。ですが、私はまだ担当の県が決まっていないので、先輩方の営業に同行し和牛の仔牛市場調査に行ったり、農家さんを訪ねて実際に牛を見せてもらい、営業スキルや知識を深めている最中です。
普段、センターにいる日は和牛仔牛市場のデータを分析して、おすすめ種雄牛のPR資料の作成や、交配案の作成などを行っています。その他にも凍結精液や受精卵の在庫管理や出張中の先輩職員の販売業務の補助をしています。

業務の中でのやりがいは?

例えば、とある種雄牛を農家さんに説明する際に、枝肉成績等のデータを基にPRしようと事前に考えて行き、きちんと自分が考えていた通りに農家さんに説明出来たら、「よっしゃ、喋れた!」と少しずつ自信につながります。
また、自分自身で作成した種雄牛のチラシや資料を営業に行く先輩方に託すのですが、「農家さん、資料じっくり見てくれたよ。」や「このチラシめっちゃ良いですね!って言ってたよ。」と後から報告を受けると思わずニヤニヤしてしまいます。

当団への就職を決めた理由は?

もともと大学で畜産を学んでいた点、在学中に牧場でアルバイトをしていた点から卒業後は酪農家に寄り添うことのできる職業に就きたいと考えていました。事業団が行っている牛群検定は、少しばかりの乳を乳牛の1頭1頭から採取し、乳量や乳質、乳成分、繁殖成績等のデータを分析します。そのデータを基に酪農家と話し合いながら、より良い牛づくりや酪農経営をサポートできるところに魅力を感じ、入団を決めました。

職場の雰囲気は?

業務課の方々は出張で出払っていることも多いので、センターに数人しかおらず静かな時もありますが、みんな集まったら和気あいあいとして楽しそうです。
私は詰めが甘いので、事前に何回も確認してもらったり、質問をしてしまいますが、嫌な顔をせずに丁寧に説明して下さるので、優しい方が多いなと感じます。

どんな後輩に入団して欲しいですか?

ハングリー精神のある方。和牛や乳牛は学んでいくととっても奥が深いので、おもしろいです。意欲のある方はもっと学びたい!となると思いますし、牛の魅力は牛好きにしか伝えられないので、営業で活かすことが出来ると思います。(かく言う私はハングリー精神ありませんが…。)

先輩情報③(獣医師)

日本有数の名牛の生産に様々な分野で携われる職場

  • 石塚 直樹 さん
  • 2021年入団
  • 岩手大学
  • 農学部 共同獣医学科
  • 家畜改良技術研究所 技術開発部開発第一課 前橋種雄牛センター 業務第二課兼務

現在の仕事内容は?

関東圏内の農家さんから依頼を受けて、牛の受精卵を生産する業務のうち、高育種価の繁殖雌牛の卵巣から、特殊な機材を用いて卵子を取り出す技術(経腟生体卵子吸引技術、OPU:Ovum Pick Up)によって、卵子を採取する仕事をしています。

業務の中でのやりがいは?

生産できる受精卵は個数によって農家さんの収益に直接かかわるものなので、責任は重大ですが、たくさん生産できたときに農家さんの喜ぶ声が聞けると嬉しいです。
私はこの業務に加わってから日が浅く、まだ経験はありませんが、自分で採取した卵子由来の子牛が無事に生まれてきてくれたら、とても嬉しいと思います。

当団への就職を決めた理由は?

私は獣医師として当団に入団しました。全国に雌牛の治療をする獣医は数いれど、雄牛の治療をする獣医はあまりいません。今現在の仕事内容であるOPU技術についても同様です。獣医師となった後に専門性のある技術を身につけ、小さなその分野の第一人者になりたいという思いがありました。
また、私の母校である岩手大学の近くには、当団の種雄牛センターがあります。大学で種雄牛センターを見学する授業があったのですが、その時に見た種雄牛の大きさと迫力に圧倒されたのを覚えています。当団の求人を見たときにその光景を思い出し、普通の大動物獣医とは違う体験ができそう、単純に面白そうと思ったことが一番大きいです。

職場の雰囲気は?

私の現在のデスクは当団の研究所の技術開発部にあります。我々の部署では精子や卵子の受胎率を向上させるための研究や、当団が生産する精液の品質検査を担当しています。
研究や仕事の内容がバラバラな部署ではありますが、一つの部として機能しているのは部長(女性)の指揮によるものだと思います。
当団は畜産系の職種ということもあり、かつては職員は男性がほとんどだったそうですが、最近になって女性を多く採用するようになっています。当団全体として見ても女性が活発に活躍されている職場だと思います。
また、当団は労働組合が機能しています。有休も取りやすい環境だと思います。

どんな後輩に入団して欲しいですか?

研修が充実していますので、牛の繁殖なんて何もわからないという人でも直腸検査から移植まで一から学ぶことができます。事実、私がそうでした。さらに、専門技能を身につけたい人にはもってこいです。
当団におけるOPU分野の事業はこれから拡大していく予定です。当団を支える事業の一つへと成長させるために一緒に頑張ってくれる熱意ある後輩を待っています。

先輩情報④(経理課)

成長できる職場

  • 保坂 陽南子 さん
  • 2021年入団
  • 東京都立芝商業高等学校
  • 総務部 経理課

現在の仕事内容は?

経理課では主に、入出金の管理や仕訳入力、決算業務等の会計に関わる業務を行っています。
入団当初は、伝票の確認作業や現預金確認等の業務から始めるので、経理課の業務を知りながら段階的に仕事を進めていくことができます。

業務の中でのやりがいは?

経理課の業務は、数字に関する作業が多いため、ミスなく仕事を終えることができたときは、とても達成感があります。

当団への就職を決めた理由は?

高校で学んだ簿記の資格を生かせる仕事がしたいと思い求人を探していたところ、事業団の求人を見て事業内容に魅力を感じ応募しました。

職場の雰囲気は?

本部は50名程の役職員が常勤しています。和気あいあいとしていて、分からないことがあればすぐ相談できます。福利厚生も充実しており、資格支援等もあるので働きながらスキルアップすることも可能です。

どんな後輩に入団して欲しいですか?

どんな方でも大歓迎です。畜産の知識がない方でも仕事をしていくうちに徐々に知識が身につきます。