肉用牛産肉能力平準化促進事業とは
和牛遺伝資源の多様性に配慮しつつ、国内各地の産肉能力に優れた種雄牛と雌牛から計画的に候補種雄牛を生産・取得します。
候補種雄牛と協力地域(24道県)の雌牛との交配で生産された検定用調査牛を肥育委託農家および検定場等(11ヶ所)に導入して、増体や肉質等の産肉能力検定(現場後代検定)を広域的に行い、その結果から優れた遺伝的能力と血統的特徴を有する種雄牛を選抜します。
県協力事業とは
和牛の遺伝的多様性の維持確保を図りつつ改良事業の効率化を推進するため、県の有する和牛遺伝資源および和牛改良耐性と、事業団の有する大規模な産肉能力検定実施体制を活かし、相互理解と互恵の立場で和牛種雄牛を協力して造成することにより、県の和牛産地づくりと我が国の和牛改良に貢献することに努めています。