沿革

家畜改良にかかわる様々なコンテンツへの挑戦。

最新技術と情報発信による広報と啓蒙活動・・・

日々の取り組みが明日の家畜改良を確かなカタチに創り出していく私たちのパワーです。

1960年~

8月 財団法人家畜改良事業団 創立

凍結精液受入配布開始

精液が長期保存に耐えるという技術特性が後代検定の必要性と合理的な実施の可能性を一挙に高めることになった。

乳用種雄牛繋養開始

1970年~

前橋種雄牛センター建設着工

建設当時の前橋種雄牛センター
前橋種雄牛センター    

前橋市の北端標高400mの前橋市金丸町に位置し、市有林の、木立に囲まれ種雄牛管理上環境は良好であり、県の畜産試験場が近いこともその後の運営上多くの指導を得られると考えられ、前橋種雄牛センターが設置された。

5月 盛岡種雄牛センター建設着工

盛岡種雄牛センター

岩手県岩手郡玉山村の国道4号線沿いの県有地が国・県の農業、畜産試験場等で形成される研究機関団地の一端に位置する地の利が活かされると考えられ、盛岡種雄牛センターが設置されることとなった。

8月 社団法人 家畜改良事業団に改組

9月 熊本種雄牛センター建設着工

熊本種雄牛センター

阿蘇西外輪山に位置し、標高450mと比較的高台で夏季の暑熱の影響も少なく、熊本空港に比較的近く、種雄牛管理あるいは精液配布には格好な場所であると考えられ、熊本種雄牛センターが設置されることとなった。

岡山種雄牛センター建設着工

岡山種雄牛センター

県農業試験場用地の一部の小丘陵地で周辺が古代墳墓の多い地域であるため、センター設置に伴い事実調査が始まり、オイルショックによる資源不足も重なる差し迫った状況の中、1974年3月に事業がスタートした。

電子計算センター設置

牛群検定スタート

電子計算センター(現 情報分析センター)

牛群検定成績は、新しい飼養管理技術の実証あるいは検定に活かされ、その技術は検定参加農家はもとより非検定農家へも急速に普及していった。

家畜改良技術センター建設着工

家畜改良技術研究所 総合研究棟

繁殖技術研究体制の拡充が求められ建設された総合研究棟は、いまや名実ともに当団の改良技術研究推進の中核施設として機能している。

選抜事業第一期検定済種雄牛選抜

血液型検査業務開始(ホルスタイン、あか牛)
国の指導により、乳用牛肉用牛を対象に全国を事業区域とする血液型検査体制を整備することとなり、都道府県を会員とする家畜改良事業団がその任に当たることとなった。

1980年~

肉用牛産肉能力平準化促進事業開始
対象地域や県は指定しないまでも、肉用牛の産肉能力の高位平準化を図ることは、精液の広域供給を行う家畜改良事業団の当然の使命であるとの認識に立って、畜産振興事業団の出資により肉用牛産肉能力平準化促進事業に取り組むこととなった。

広島産肉能力検定場建設着工

広島産肉能力検定場

広島産肉能力検定場は、当時国の中国種畜牧場が所有していた土地の一部を譲り受け、1981年に施設を整備し、翌年から産肉能力検定業務を開始した。

和牛種雄牛血液型検査業務開始

受精卵移植研究開始

北海道事業所新設

北海道事業所:十勝種雄牛センター・北海道産肉能力検定場

現在、北海道事業所は十勝種雄牛センターと北海道産肉能力検定場とともに幕別町内に所在している。
北海道全域を担当地域としているセンターにとって、十勝管内幕別町は高速道路網等の発達により事業用車による時間距離が毎年のように短縮されており、畜産・酪農の主要地区との利便性が高まっている。

血液型検査課移転 東京から前橋へ

本部事務所移転 銀座から亀戸へ

東京バイテクセンターを品川区に新設

現 家畜バイテクセンター

東京都立芝浦と場の卵巣を採取後、実験室まで短時間で持ち込みができることから、同と畜場から1.5kmに位置する施設に体外受精卵生産施設を設置した。

1990年~

北海道産肉能力検定場新設

家畜改良技術センターを家畜改良技術研究所に改名

東京バイテクセンターを家畜バイテクセンターに改名

家畜バイテクセンター神戸分室を新設

本部事務所移転 亀戸から京橋へ

2000年~

家畜個体識別センター新設

家畜個体識別センター

平成13年に我が国初のBSEが発生し、農林水産省の方針をもとに年度内に乳肉牛一斉に緊急耳標を装着する事業として、従来事業を家畜個体識別システム緊急整備へ発展的に改変することとなった。
緊急装着後も、子牛の出生や異動、と畜等の報告を家畜個体識別システム定着化事業により継続している。

東海近畿事業所新設

北海道事業所を十勝種雄牛センター所属に変更

本部事務所移転 京橋から門前仲町へ

17階:家畜改良事業団本部事務所
18階:情報分析センター

2010年~

前橋種雄牛センター北関東事業所新設

一般社団法人家畜改良事業団へ移行

家畜バイテクセンター福岡分室新設

創立50周年を迎える