1965(昭和40年)年、戦後日本が飛躍的に経済規模を拡大していた高度経済成長の最盛期、優良家畜の効率的な作出及び利用によって家畜改良の促進とともに個体識別の推進を図り、家畜の振興に寄与することを目的に現在の前身となる財団法人家畜改良事業団が生まれました。
当団は宣言において、「家畜改良事業の中軸を担い、全国の家畜改良増殖の推進に責任をもって取り組み、わが国畜産の発展に貢献すること」を使命としており、畜産界をリードする技術者が集ったことで日本の畜産農業を発展させてきました。
設立から半世紀以上を迎え、昭和、平成を経て、家畜改良事業団は組織替えを行うとともに数多くの種雄牛、優れた技術、多様な事業を広めてきましたが、社会の進歩のために新たな価値を生み出そうとする姿勢は今日も引き継がれています。
現在では国内にとどまらず、海外で開催される国際的な学会への職員派遣も行われており、挑戦の場が広がっています。そこには、自律した職員の一人ひとりが協働して成長していくという社風が大きな原動力になっています。これからも畜産界が抱える課題に貢献し、明るい未来を創造するために、職員一同励んでいきます。
皆さんと私たちとの、よき出会いへの第一歩となることを願っています。
一般社団法人家畜改良事業団 総務部